池田屋のオリジナル商品「ポケフィット」。 極小で薄い、日本一コンパクトな札入れは、 どんな風につくられているんでしょうか。 ポケフィットを製作している工房へお邪魔し、 工程の一部始終を見学させて頂きました。 ポケフィットの切り抜き部分と比べてこの大きさ。 素材の巨大さに圧倒されます! 素材:パイソン(大型の蛇の総称。 皮質の丈夫さや大きさの関係で、 ニシキヘビの皮を使用していることが多い)
1.裁断
キズのない良質な部分を選び生地の方向を考えながら金型をあてます。
裁断機で金型を上からプレスします。
ポケッフィットの形にヘビ生地が裁断されます。
2.漉き(すき)
3.貼り
漉き機を使ってヘビ生地の裏側を薄く削り、ヘビ生地の厚みを0.5mmにします。
同じく漉き機を使って裏地のカーフ生地の裏側を薄く削り、カーフ生地の厚みを0.5mmにします。
ヘビ生地と裏地のカーフ生地を貼り合わせる準備をします。
4.本断ち
5.面とり
ヘビ生地と裏地のカーフ生地を正確に貼り合わせます。
張り合わせた生地の上からポケフィットの型紙を当て包丁を使って本断ちします。
グラインダーという機械を使ってポケフィットの切り目部分の角をとります。
6.目止め
7.バフ
8.ねん引き
切り目部分に目止め液を塗ってツルっとさせます。塗ったあと10分間乾燥させます。
バフという機械を使って切り目部分を磨きツルツルにします。
ポケフィットの生地の隅部分に「ねん引き」という飾り付けを行なって高級感を出します。
9.ニス塗り
10.バフ
11.仕上げ剤
切り目部分全体にニスを塗ります。塗ったあと10分間乾燥させ……。→
バフという機械を使って切り目部分を磨きツルツルにします。この9.ニス塗り→10.バフの作業をもう2回繰り返します。
切り目部分全体にトップコートという名前の仕上げ剤を塗ります。この作業によって切り目部分に綺麗なツヤが出ます。
12.ミシンがけ
13.糸止め
14.くせ付け
ポケフィットの隅部分に丁寧にミシンがけを行ないます。
熱を加えて糸止めを行います。
かなづちを使ってくせを付けて全体の形を整えます。
15.ウロコ押さえ
16.完成
完成しました! この間、約2時間を要しました。
ポケフィット生地がカーブしている部分のベビのウロコが立ち過ぎない様に手作業でウロコを押さえます。