池田屋HOME > 極小薄札入れ「ポケフィット」 > 製作風景

IKEDAYA

ポケフィット製作風景
池田屋のオリジナル商品「ポケフィット」。
極小で薄い、日本一コンパクトな札入れは、
どんな風につくられているんでしょうか。

ポケフィットを製作している工房へお邪魔し、
工程の一部始終を見学させて頂きました。
ポケフィットの切り抜き部分と比べてこの大きさ。
素材の巨大さに圧倒されます!

素材:パイソン(大型の蛇の総称。
皮質の丈夫さや大きさの関係で、
ニシキヘビの皮を使用していることが多い)

炭蔵康彰さん
炭蔵さんが職人として素晴らしいところは、「ハード物と言われる硬いハンドバッグ」と「ソフト物と言われる柔らかいハンドバッグ」の両方をうまく作りこなす事ができることです。また、ミシンがけの正確さ、美しさも特徴的です。牛革のハンドバッグのみならず、「その縫製が全てのバッグの中で最も困難と言われているツヤトカゲやツヤクロコダイルのハンドバッグ」をも作ることができ、ハンドバッグとサイフの両方を作ることが出来る希少で貴重な職人さんです。頑固一徹、自分が納得するまで妥協しません。いっさい手を抜きません。逆に通常以上に手を加えるよう心がけています。
上記の様に大変優れた職人でいらっしゃる炭蔵さんですが未だに自分の物づくりに満足していないと言われます。一年の内に自分が心から200%納得できる作品が何本有るだろうかと苦笑され「死ぬまで勉強、常に勉強」とおっしゃいます。高い次元に居ながら更なる上昇志向を持ち続けていることが炭蔵さんの「美しい物づくりの秘訣」だと感じました。

1.裁断

   
キズのない良質な部分を選び生地の方向を考えながら金型をあてます。
裁断機で金型を上からプレスします。 ポケッフィットの形にヘビ生地が裁断されます。

2.漉き(すき)

 

3.貼り

漉き機を使ってヘビ生地の裏側を薄く削り、ヘビ生地の厚みを0.5mmにします。
同じく漉き機を使って裏地のカーフ生地の裏側を薄く削り、カーフ生地の厚みを0.5mmにします。 ヘビ生地と裏地のカーフ生地を貼り合わせる準備をします。

 

4.本断ち

5.面とり

ヘビ生地と裏地のカーフ生地を正確に貼り合わせます。
張り合わせた生地の上からポケフィットの型紙を当て包丁を使って本断ちします。 グラインダーという機械を使ってポケフィットの切り目部分の角をとります。

6.目止め

7.バフ

8.ねん引き

切り目部分に目止め液を塗ってツルっとさせます。塗ったあと10分間乾燥させます。
バフという機械を使って切り目部分を磨きツルツルにします。 ポケフィットの生地の隅部分に「ねん引き」という飾り付けを行なって高級感を出します。

9.ニス塗り

10.バフ

11.仕上げ剤

切り目部分全体にニスを塗ります。塗ったあと10分間乾燥させ……。→
バフという機械を使って切り目部分を磨きツルツルにします。この9.ニス塗り→10.バフの作業をもう2回繰り返します。 切り目部分全体にトップコートという名前の仕上げ剤を塗ります。この作業によって切り目部分に綺麗なツヤが出ます。

12.ミシンがけ

13.糸止め

14.くせ付け

ポケフィットの隅部分に丁寧にミシンがけを行ないます。
熱を加えて糸止めを行います。 かなづちを使ってくせを付けて全体の形を整えます。

15.ウロコ押さえ

16.完成

完成しました!
この間、約2時間を要しました。
ポケフィット生地がカーブしている部分のベビのウロコが立ち過ぎない様に手作業でウロコを押さえます。
 

戻る  池田屋TOP

Copyright(C),Bag&Luggage IKEDAYA,All Rights Reserved.